【⿰身心】身と心、2つを掛け合わせた「漢字」はどのような意味を持つのだろう【しんそう】

くらし

「しんそう」というものがある

みんな、骨格歪んでる〜?

元々の姿勢の悪さに膝の手術後のリハビリ期間も相俟って、首が凝るわ左右均等に歩けないわで少々生活に難儀している。

最近は整体院もたくさん見かけるし、筋膜リリースとか肩甲骨はがしとか身体のメンテナンスの選択肢が爆発的に増えてきた。僕は筋トレと軽いストレッチくらいしか日課にしていないが、ストレッチ専門店でゴリゴリに体を矯正されたり顔に鍼をさされたりはすごく興味がある。

もう何年か前だが、道端で「⿰身心 相」という言葉を見つけた。

しんそう療方という治癒術の一つであり、体の歪みを取ってくれる術のようだ。商標登録のマークもついている。

⿰身心 と漢字構成記述文字を使って表示しているが、この漢字はPCでは表示不可能である。その理由は何を隠そう、⿰身心 はこの術のために作られた造字だから。

造字とあっては気になってしまう。この字を深掘りするついでに実際に体験しに行って、身体の歪みも治してもらうことにしよう。

※以後は治癒術一般を指すときは「しんそう療方」を用い、文字にフォーカスを当てたいときだけ漢字構成記述文字を使う。また、療方は正しい表記であり療法の誤字ではない。

しんそう療方って?

詳しい説明は公式サイトに譲るとして…

しんそう療方とは - 治る施術・治療院開業ならしんそう療方

痛みや病気の原因をからだのアンバランス性にもとめ、筋骨格を左右対称に整えることで身体を正常に戻すことを目指すもの。また、バキボキやるタイプの整体と違って痛くないことも特徴。

身体の機能を取り戻すためにその形を立て直そうみたいな説明があり、それが分かりやすいと思った。

創始者は林宗駛(はやし・しゅうじ)氏で、当初は無痛バランス療法(not誤字)という名前だったようだ。

造字「⿰身心」について

しんそう療方は主に体格を左右対称に「戻す」という、身体に対する施術である。しかし林氏によれば、心身一元論に基づいて身体とともに精神の状態も整える術であるらしい。

身体のバランスをとることで、心も同時に調和させていく。それを踏まえて身と心を会意的にくっつけて造字、延いては造語されたのが⿰身心 である。

なお、⿰身心 はしんそう療方とともに字自体が商標登録されている。ということで、⿰身心 という字はその他の人たちが整体や医療の分野でお金を取って使うことはできない。らしい。

詳しい人に聞いたから間違いない。

いざ、しんそう療方へ

身体を整え、心身の調和を目指して全身を整える。⿰身心 という字が目指す状態を自分の中にも作ってみようということで、しんそう療方を受けに行ってきた。

池袋の一角
町中に突如現れる⿰身心 。最高

居住スペースを割いて治療院としているような場所だ。暖かい色合いの部屋に柔らかなクラシック音楽のアレンジが流れており、しんそう療方の理論やら症例やらがびっしりと――果ては院長先生の自己紹介ポスターまで――貼られていた壁面の雰囲気と比べると少しちぐはぐな感じがしておかしかった。

というかしんそう療方日めくりカレンダーとかあるのか。ちょっとだけ欲しいな。

問診票を書いて問診という流れは当然踏むが、そのあいだは「痛くない治療」「左右対称」というのを強調されていたように感じた。バンザイをしたりして身体の現状を確かめるテストをいくつか行うのだが、左右同時に同じくらい動かしたつもりの自分の写真を見ても全然できてない。これを整えて心身の統一を図る術、というのが僕がしんそう療方について得たざっくりとした理解である。

実際の治療も、先生のお言葉を借りると「こんなので効果あるの?」というくらい低刺激。なんか脚を動かされてるなーと思いながらぼーーっと天井を眺めてたら終わったくらいである。

それでも身体を動かしてみると対称性を取り戻しており、なるほどこれを継続するとしんそう療方が目指す姿が手に入るのかと感じ入るものがある。

結局、しんそうは⿰身心 相なのか?

前提として、まだしんそう療方の初回体験に行っただけである。偉そうに語れるほどしんそう療方を理解も体感もしたわけではない。この記事全体がそうだけど、ただの感想欄であることをご留意ください。

身体を整えてもらい心が整うという流れはまだ味わえておらず、「しん」が⿰身心 たる所以――しんそうの醍醐味の部分と言ってもよい?――はよく分からなかった。

それでも治療室や先生の柔らかい雰囲気や居心地のよい室温によって安らかな気持ちで治療を受けられたことは確かだし、この延長で心身ともに整うこともあるのかな?とも感じた。

身と心を一元論的に捉えた造字、その片鱗が少し見えたような気がした。

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